JOGMEC:ロシア情勢(2019年12月分 モスクワ事務所)
2020年1月28日付にて、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC) のウェブサイトに、同法人モスクワ事務所・黒須 利彦 氏および秋月 悠也 氏による、ロシア情勢に関する報告書(2019年12月分)が掲載されました。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】JOGMEC | ロシア情勢(2019年12月 モスクワ事務所)
2020年1月28日付にて、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC) のウェブサイトに、同法人モスクワ事務所・黒須 利彦 氏および秋月 悠也 氏による、ロシア情勢に関する報告書(2019年12月分)が掲載されました。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】JOGMEC | ロシア情勢(2019年12月 モスクワ事務所)
2020年1月28日付にて、国立研究開発法人 科学技術振興機構(以下、JST)は、温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換する高性能な光触媒を、国内の大学や関係機関の共同研究グループが開発した旨、JSTのウェブサイトに掲載した。
本件は、JST戦略的創造研究推進事業 CREST 研究領域「多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術」(研究総括:上田 渉 氏)における研究課題「高効率メタン転換へのナノ相分離触媒の創成」(研究代表者:阿部 英樹 氏)にて、東京工業大学 物質理工学院 材料系 庄司 州作 氏(博士後期課程3年)と宮内 雅浩 教授、物質・材料研究機構・阿部 英樹 主席研究員、高知工科大学・藤田 武志 教授、九州大学 大学院工学研究院・松村 晶 教授、静岡大学・福原 長寿 教授らの共同研究グループにより実施されたもの。
今回新たに開発した、ロジウムとチタン酸ストロンチウムからなる複合光触媒を使うことで、低温下でも、光エネルギーからメタンの二酸化炭素改質反応(ドライリフォーミング [ CH₄+CO₂ = 2H₂ + 2CO ] )を起こすことができる。
本成果は、天然ガスやシェールガスの有効利用につながるとともに、温室効果ガス低減に貢献できると期待されているる。また、通常であれば800℃以上の高温が必要なドライリフォーミングを低温で起こせるため、燃料費の削減と、加熱による触媒劣化を抑制し、長期間安定的に運用することができるため、ガソリン製造等の施設の大幅な簡略化と効率化が望める。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】
科学技術振興機構 | 温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換 ~高性能な光触媒を開発~
東京工業大学 | 温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換
物質・材料研究機構 | 温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換
高知工科大学 | 藤田教授らの研究グループが温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換することに成功しました
2020年1月27日付にて、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、コージェネレーション用のガスエンジンによる、世界最高水準の超高出力運転を達成した旨、NEDOのウェブサイトに掲載した。
本件は、株式会社 サステナブル・エンジン・リサーチセンターが、NEDOの助成を受けて実施した。同社はガスコージェネレーションシステム用の試験用単気筒ガスエンジンシステムを製作、ガスエンジンの出力増大に直結する正味平均有効圧力を、現行のエンジン仕様と比べて1MPa程度増の3MPaに高めることができた。エンジン出力の大幅増に伴い、熱効率も高まることで、ガスをつかったコージェネレーションの発電効率の向上が期待できる。
今回の試験用単気筒ガスエンジンシステムに採用した超高出力燃焼方式について、今後、民間のガスエンジン開発への活用を促し、同一発電出力の現行エンジン比2.8%以上の発電効率向上を目指す。これにより、ガスコージェネを導入したものの、排熱を使い切れず、十分な経済効果を得られていなかったような、工場・ビル・病院・ホテルなどの電力需要が高い施設への導入促進にもつなげたい考え。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】NEDO | コージェネ用ガスエンジンで世界最高水準の超高出力運転を達成
2020年1月24日付にて、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC) のウェブサイトに、同法人調査部・川田 眞子 氏による、東地中海ガス田開発と同地パイプライン構想に関するレポートが掲載されました。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】JOGMEC | 東地中海ガス田開発とパイプライン構想
2020年1月24日付にて、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC) のウェブサイトに、同法人調査部・竹原 美佳 氏による、インドにおける天然ガスをめぐる動きについてのレポートが掲載されました。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】JOGMEC | インドの天然ガス・LNGを巡る動き
2020年1月23日付にて、米国エネルギー情報局(EIA:The U.S. Energy Information Administration)は、2021年時点の米国における1日あたりの天然ガス純輸出量が、2019年比でおよそ2倍になると見込んでいる旨、同局のウェブサイトに掲載した。
2019年10月の同局発表では、2018年の純輸出値は平均20億立方フィート/日(2.0 Bcf/d)であったが、2019年1月~6月までの平均純輸出値は4.1 Bcf/d で、1日あたりの純輸出量は1年で約2倍に増加している。実際、米国の天然ガス取引の10か月値を比較すると、2017年の純輸入量は47.5 Bcf、2018年は前年対比約10倍増の487.0 Bcfだったものが、2019年にはさらに増えて1,471.5 Bcfへと、大幅な伸びを示した。今見込み発表では、純輸出量の増加傾向は引き続き、2020年に7.3 Bcf/d、2021年には8.9 Bcf/dになるとの見込みが立てられている。
詳細は下記を参照のこと。
2020年1月17日付にて、日本貿易振興機構(JETRO)のウェブサイトに、ジェトロ・ロンドン事務所の鵜澤 聡 氏 ならびに 岩井 晴美 氏による、スウェーデンにおける水素利用に関するレポートが掲載された。
本日、先に取り上げたJXリサーチ・鈴木 氏 の提言内にて、水素や二酸化炭素の資源としての利用については、その製造地と利用地との距離によってコストが大きく変わるため、同コストを抑え実用に足るものとするためには、分散型エネルギーの普及がその課題解決に資するのではないかとの提言がなされている。本件で紹介されているNilsson Energy社による住宅のオフグリッド化の取組は、分散型エネルギーのひとつの形である。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】
ジェトロ/ JETRO |スウェーデンで環境配慮ビジネスとして水素に注目
Nilsson Energy|The Story: “Mr Hydrogen”made passion into business.
2020年1月8日付にて、ロシア・トルコ間で天然ガスを輸送するパイプライン『トルコストリーム(TurkStream)』が公式に稼働した旨、露・ガスプロム(Gazprom)のウェブサイトに掲載された。
The rights of the images above belong to Gazprom
2020年1月8日、トルコにてトルコストリーム(TurkStream)の開通式が催された。ロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領、トルコのエルドアン(Recep Tayyip Erdoga)大統領、セルビアのヴチッチ(Aleksandar Vucic)大統領、ブルガリアのボリソフ(Boyko Borissov)首相、ロシア・エネルギー省のノヴァク(Alexander Novak)大臣、トルコ・エネルギー天然資源省のドンメズ(Fatih Donmez)大臣らが、Gazpromのミレル会長や、BOTASのオズカン会長とともに出席した。
トルコストリームは、黒海をまたいでロシアのAnapaとトルコのKiyikoyをつなぐ、直径81.3cm、長さ12mのパイプをつなぎ合わせた全長930kmのパイプライン。2ラインで構成(いずれもKiyikoyのターミナルに接続)され、年315億立米(各157.5億立米)の天然ガスを輸送する。最深部2200mの黒海において、平均5km/日、最高6.3km/日のペースで海底部分の敷設作業が行われ、工事が開始された2017年5月からおよそ18か月後となる2018年11月に敷設が完了した。また、トルコ・Kiyikoyの受け入れ先ターミナルも2019年に建設されている。
陸地部分では、地下に敷設された2ラインのパイプラインが、Kiyikoyのターミナルを経由して、Kiyikoyの南西部にあるLuleburgazのディストリビューションセンターまで繋がっており、(A)一本は、Luleburgazで既存のトルコ国内のガスパイプラインと接続、(B)もう一本は、トルコとブルガリアとの国境付近にあるMalkoçlarまで伸びている。AについてはトルコのBOTASが、BについてはBOTASとGazpromが共同で設立したジョイントベンチャー:TurkAkim Gaz Tasima A.S.がそれぞれ開発した。
2020年1月1日にはトルコとブルガリアがロシアからの天然ガスを受け入れ、続いて、1月5日には、ブルガリアのStrandja-2 CSを通って、北マケドニアとギリシャに天然ガスが輸送された。1月1日のガス受け入れに先立ち、その前日の12月31日、ロシアのGazprom ExportとブルガリアのBulgargasとの間で、天然ガス輸送に関する追加的な合意を済ませている。
詳しくは、下記を参照のこと。
【 参照元 】
Gazprom | TurkStream gas pipeline officially launched in grand ceremony
TurkStream | PROJECT – The TurkStream Pipeline
Bulgargas | Press Release 31/12/2019
TASS | Putin and Erdogan open TurkStream gas pipeline
Bloomberg | Russia Readies New Gas Link to Europe in Defiance of U.S.
RT | TurkStream is a matter of ‘national & energy security’ for Turkey & EU… and US can’t derail it now
Sputnik | TurkStream Success Testifies to Growing Russian-Turkish Ties – Putin
2019年12月25日付にて、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC) のウェブサイトに、同法人モスクワ事務所・黒須 利彦 氏および秋月 悠也 氏による、ロシア情勢に関する報告書(11月分)が掲載されました。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】JOGMEC | ロシア情勢(2019年11月 モスクワ事務所)
2019年12月27日付にて、ERABに関するサイバーセキュリティガイドラインを改定した旨、経済産業省のウェブサイトに掲載された。
「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス(ERAB)」とは、バーチャル・パワープラントやディマンドリスポンスを用いて、送配電事業者、小売電気事業者・需要家、再エネ発電事業者といった取引先に対し、調整力、インバランス回避、電力料金削減、出力抑制回避等の各種サービスを提供する事業(引用:経済産業省)とされている。より簡単に言うと、消費者(需要家)が所有するエネファームなどの分散型のエネルギー源を、IoTにより需給に合わせて統合・調整し、より効率的なエネルギーの運用を目指すビジネスのことである。
ERAB に参画する各事業者が取り組むべき標準対策要件を記載することを目的として、2017年4月、当ガイドラインが策定された。以後、改定を重ね、今回「Ver.2.0」として発表されたものである。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】経済産業省 | 「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するサイバーセキュリティガイドライン」を改定しました