2020年1月23日付にて、米国エネルギー情報局(EIA:The U.S. Energy Information Administration)は、2021年時点の米国における1日あたりの天然ガス純輸出量が、2019年比でおよそ2倍になると見込んでいる旨、同局のウェブサイトに掲載した。

2019年10月の同局発表では、2018年の純輸出値は平均20億立方フィート/日(2.0 Bcf/d)であったが、2019年1月~6月までの平均純輸出値は4.1 Bcf/d で、1日あたりの純輸出量は1年で約2倍に増加している。実際、米国の天然ガス取引の10か月値を比較すると、2017年の純輸入量は47.5 Bcf、2018年は前年対比約10倍増の487.0 Bcfだったものが、2019年にはさらに増えて1,471.5 Bcfへと、大幅な伸びを示した。今見込み発表では、純輸出量の増加傾向は引き続き、2020年に7.3 Bcf/d、2021年には8.9 Bcf/dになるとの見込みが立てられている。

詳細は下記を参照のこと。

【 参照元 】EIA | EIA expects U.S. net natural gas exports to almost double by 2021