2021年10月7日付にて、大阪ガス 株式会社は、カーボンニュートラル技術の研究開発拠点「Carbon Neutral Research Hub」(CNRH)を開設した旨、同社ウェブサイトに掲載した。

大阪ガスでは、CO2と再生可能エネルギーから高いエネルギー変換効率でメタンを合成できる可能性をひめた、都市ガスの脱炭素化の有望技術と期待される革新的なメタネーションの基礎研究に取り組むなどしているが、諸研究開発を一層加速していくために、同社グループ内での技術連携やアライアンスパートナーとの共同研究を推進するとともに、様々なカーボンニュートラル技術の実験設備を拡充する計画。

Carbon Neutral Research Hub(CNRH) 主な取り組み

将来に向けたカーボンニュートラルなエネルギーを「つくる」ための研究開発

  • 都市ガスのカーボンニュートラル化に向けたメタネーション
  • グリーン水素を製造するケミカルルーピング燃焼技術の開発

カーボンニュートラルなエネルギーをうまく「つかう」ための研究開発

  • 化石燃料の代替として注目されているアンモニア燃料単体で利用可能な小型エンジンシステムの開発
  • 分散電源などを活用することで再生可能エネルギー大量導入社会における電力系統の安定化に貢献するバーチャルパワープラントなど

CO2排出量削減のための研究開発

  • これまで進めてきた天然ガスの高度利用
  • バイオガスの利活用など

見学も受付中。 〒554-0051 大阪市此花区西島6-19-9(大阪ガス エネルギー技術研究所内 )
詳しくは、下記ウェブサイトを参照のこと。

【 参照元 】大阪ガス | カーボンニュートラル技術の研究開発拠点「Carbon Neutral Research Hub」の開設について