2021年1月6日付にて、三井物産および三菱商事が出資するエネルギー会社・Sakhalin Energy/ サハリンエナジー社は、同社のLNGの年間生産量が、2020年に過去最高となった旨、同社ウェブサイトに掲載した。

2020年、サハリンエナジー社のLNG生産量・出荷量は、サハリン-2 LNGプラントの年間パフォーマンスで最も高い178.6スタンダードカーゴ(1スタンダードカーゴ=65,000トンに相当)、トン換算で1,160万トン以上となった。

現在、同社が生産する天然ガスのほとんどはサハリン北部のLunskoyeガス田・LUN-Aプラットフォームから得られている。ガスはオンショア加工施設を経て、サハリンを縦貫するガスパイプラインによりLNGプラントへと輸送されている。

同プラントで生産されたLNGは、日本をはじめ、台湾・韓国・中国など8か国49港に向けて出荷されている。2020年には、シンガポールが同社LNGの購入を開始した。

詳細は以下を参照のこと。

【 参照元 】
Sakhalin Energy | Sakhalin Energy Set a Record for LNG Production
Gazprom Export | Sakhalin Energy Set New Record for LNG Production in 2020