2019年12月17日付にて、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、かねてより我が国法人で構成されたコンソーシアムと共同で、インドネシアのジャカルタ近郊カラワン(Karawang)工業団地に建設していたCNG(圧縮天然ガス)の充填施設が完成した旨、NEDOのウェブサイトに掲載した。

NEDOは、自国産の天然ガスの利用拡大を図るインドネシアにおいて、CNG車普及に向けた実証事業を実施しており、トヨタ自動車、日野自動車、豊田通商、東邦ガスエンジニアリング、日本自動車研究所の5社で構成されるコンソーシアムに業務を委託し、同実証事業を進めている。

実証する技術の内容は、
(1)CNG充填所の運用(CNG供給システム)
(2)CNG車の導入と運行(車両のCNG化)

NEDOは、すでにインドネシアにCNG車(乗用車10台、貨物車18台)を導入し、モニター運転と運行にともなう基礎データの取得を行っているが、今後、これらに加えてCNGの充填施設を稼働させることにより、実証事業を本格化させる。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】NEDO | インドネシアで圧縮天然ガス(CNG)車の普及に向け本格実証運転を開始へ