2019年7月22日付にて、神戸製鋼所、東京ガス、三菱重工エンジン＆ターボチャージャ、三浦工業の4社が共同で開発した「全蒸気回収ガスエンジンコージェネレーションシステム」が、一般社団法人 日本ガス協会主催の2019年度「技術賞」を受賞した旨、神戸製鋼所のホームページに掲載された。

「全蒸気回収ガスエンジンコージェネレーションシステム」は、上記のメーカー3社が市場投入している製品をベースに構築したもので、2015年に販売を開始していた。メーカー各社の技術の組み合わせにより、ガスエンジンの排熱をより効率的に利用することができ、発電効率と蒸気回収効率を合わせた総合効率は、世界最高となる約71％を達成している。
 
これまで、中・大型規模のシステムを導入する工場においては、蒸気を加熱・殺菌等の生産工程に活用する一方、利用先が限定される温水については全てを使い切れない事があり、省エネやCO2削減のメリット低下という観点から、システム導入のハードルと見られるケースもあった。
 

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】神戸製鋼所 ｜ 「全蒸気回収ガスエンジンコージェネレーションシステム」が一般社団法人日本ガス協会主催「技術賞」を受賞