2019年4月1日付にて、中国における液化天然ガス等のさらなる需要拡大を見込み、北京市内にオフィスを開設した旨、Energy Transfer社よりプレスリリースがあった。

同社にとって、米国外へのオフィス設置は初めてである。エネルギー需要増加の可能性を鑑み、中国や他のアジア諸国市場へと事業を拡大させる方針だ。

北京オフィスの主な事業内容は同国でのマーケティングと、液化天然ガス、エタン、プロパン、ブタン、天然ガソリン、原油を含むエネルギー商品の販売だ。

プレスリリース内容の詳細については、同社ウェブサイトを参照のこと。

Energy Transfer社は米・テキサスを拠点とするエネルギー関連企業である。1995年にパイプラインオペレーターとしての事業を開始し、2018年の収益は約541億米ドル。2002年時点では200マイルほどだった運営パイプラインも、現在は83,000マイルにまで延伸している。

【 参照元 】Energy Transfer | Energy Transfer Eyes Growth Opportunities in China’s Growing Demand for Ethane and Liquid Natural Gas