2021年12月14日付にて、岩谷産業 株式会社は、相馬ガスホールディングス 株式会社ならびに相馬ガス 株式会社と共同で、水素・LPガス混合ガスの導管供給に向け、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術 総合開発機構(NEDO)の委託事業に応募、同事業が採択された旨、同社公式ウェブサイトにて発表した。

委託事業「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開 発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」で採択されたテーマは「水素混合LPガスの供給利用に関する調査」。本調査テーマでは、相馬ガス供給のLPガスをベースにした都市ガスに水素を20%程度混合させ、導管にて供給することを目的としている。これにより、水素の混合技術の検討、CO2削減効果の検証、 既存埋設導管の水素漏洩に対する安全性の確認、家庭用ガスコンロやガス警報器などの性能確認や安全性の検証を行う。

検討期間は2023年2月までの予定。将来的には、福島県南相馬市内の約500戸を対象とした実証試験を想定している。

詳しくは、下記ウェブサイトを参照のこと。

【 参照元 】
岩谷産業 株式会社 | 【国内初】水素・LP ガス混合導管供給の検討を開始
相馬ガス 株式会社 | 「水素混合LPガスの供給利用に関する調査」採択のお知らせ