2021年5月14日、資源エネルギー庁は、災害に強いエネルギーシステムの構築に関するスペシャルコンテンツを、同庁ウェブサイトに掲載した。

本コンテンツは、都市ガスのエネルギーレジリエンスに焦点をあてたもの。都市ガス導管は、そのほとんどが地中に埋められていることから、風雨の影響を受けづらく、他のインフラに比べて、その支障件数は非常に少ない。

また、地中のガス導管は地震にも強く、多少の揺れでは損害を受けづらくなっているが、あらかじめ定めた値よりも大きな揺れがあった場合は、二次災害を防止するための保安措置が機能するようになっている。

近年、低圧ガス導管については、耐震性と耐腐食性にすぐれたポリエチレン管への入れ替え作業が順調に進められている。これは経済産業省の小委員会で議論された「ガス安全高度化計画」に沿ったものであるが、官民共有の目標として「低圧ガス導管の2030年末時点の耐震化率95%」を目指している。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】資源エネルギー庁 | 災害に強い都市ガス、さらなるレジリエンス向上へ