パイプチャイナ（董事长/Chairman：张伟/Zhang Wei）は、2019年12月9日、北京にて設立された。新華社の報道によると、2018年末時点における中国の主要パイプラインの保有状況は、CNPCが63％、Sinopecが31％、CNOOCが6％となっているが、今後、各社のパイプライン資産が順々にパイプチャイナに移管されていく予定。将来的には、天然ガスの貯留地やLNG（液化天然ガス）のターミナルなどの運用も一元的に行うことが期待されている。

パイプチャイナの株式は、国务院国有资产监督管理委员会（SASAC：State-owned Assets Supervision and Administration Commission of the State Council）が40％、CNPCが30％、Sinopecが20％、CNOOCが10％を保有している。