2019年10月17日付にて、特定非営利活動法人 国際環境経済研究所(IEEI)のウェブサイトに、キヤノングローバル戦略研究所の研究主幹で、IPCC第6次評価報告統括代表執筆者でもある杉山大志氏による、地球温暖化を示す数値の正確性に関するコラムが掲載された。

本稿は、例えば日本の温暖化について言えば、都市化の影響等を補正することで、現実には気象庁が発表するものの6割程度の指数に留まる点をデータとともに示した過去のコラム(http://ieei.or.jp/2019/09/sugiyama190930/)に続くものとして、特に米国における温暖化の観測状況を紹介したものである。杉山氏の指摘では、前提となる気温の観測所が、一定の条件を設定した環境下において比較・検証すべきでありながら、実際には一定とは言い難い環境下に設置されており、その数値の正確性に疑問がある点にスポットをあて、事例とともに取り上げている。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】国際環境経済研究所 | 地球温暖化は正確に測定できているのか?