2019年7月29日付の日本海事新聞 電子版(デイリー版1面)にて、愛媛県今治市に本拠を構える造船会社・今治造船の檜垣社長が東京都内で記者会見を行った旨、報じられた。

同会見では、建造コストの面において厳しさのあるLNG船の受注についても触れられた。韓国造船が安値受注する現状においては、採算の確保などが難しく、しばらくは様子見するが、一方で中期的には受注に向けた動きを作っていくとの方針だ。

昨年竣工した同社製造のスペイン・Elcano社向け最新鋭ME-GI型LNG船「CASTILLO DE MERIDA」は、日本船舶海洋工学会のシップオブザイヤー2018「技術特別賞」に選ばれている。現在、SOxスクラバー搭載船が順次竣工し、今後はNOx Tier3対応船の設計も始めている。また、これらに並行して自動運航船に向けた基礎開発も進めている。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】
日本海事新聞 電子版 | 今治造船・檜垣社長/LNG船、受注様子見。韓国「利益出ていると思えない」
今治造船 | 社長記者会見の概要
日本船舶海洋工学会 | シップ・オブ・ザ・イヤー2018 技術特別賞 「CASTILLO DE MERIDA」