2019年6月6日付にて、露・ガスプロム(Gazprom)のAlexey Miller氏が、仏・エンジー(ENGIE)のJean-Pierre Clamadieu氏、並びに、独・BASF取締役会副会長 兼 ウィンターシャルDEA(Wintershall DEA)監査役会長のHans-Ulrich Engel氏及びウィンターシャルDEA取締役会長のMario Mehren氏らと、2019年6月6日~8日の3日間開催されているサンクトペテルブルク国際経済フォーラムにてワーキングミーティングを行った旨、ガスプロムのウェブサイトに掲載された。

仏・エンジーとは、両社のガス供給に関する協力関係と、現在建設中のNord Stream 2について話された。2019年1月1日から6月5日までの期間、ガスプロムのフランス向けガス供給量は58億立米(前年同期比5.6%増)となった。2018年には、17年比5.4%増の129億立米が供給されており、現在のペースでガス供給が進めば、2019年には130億立米を超えるものと推察される。

また、独・ウィンターシャルとは、両社の共同事業でもあるウレンゴイスコェ田(Urengoyskoye field)及びユジノールスコイェ田(Yuzhno-Russkoye field)における炭化水素生産について話し合われた。現在建設中のNord Stream 2についても話題に上ったようだ。

詳しくは、下記を参照のこと。

【 参照元 】
Gazprom | French demand for Russian natural gas growing further
Gazprom | Gazprom and BASF discuss cooperation on gas production and Nord Stream 2 project