2021年2月17日付にて、パナソニック 株式会社、株式会社ウェザーニュースならびに東京ガス 株式会社の3社は、セルラー方式のLPWA(Low Power Wide Area)通信機能を標準搭載し、クラウド経由で得られた気象データをもとに、停電時の最適発電等レジリエンス性を向上させた家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」(以下、エネファーム)の戸建住宅向け新製品を発表した。

台風や豪雨など頻発する自然災害への備えとして、事前防災を意識することの重要性は日増しに高くなっている。災害時、二次被害として発生するのがライフラインの遮断であるが、そのうち、ガス供給の遮断は全体の2%程度であるのに対し、その約9割を停電が占めている。

本製品は、エネファームとして初めてセルラー方式のLPWA通信機能を標準搭載している。東京ガスのこれまでのエネファーム保守点検作業の知見を活かした遠隔メンテナンス機能を備えたことで、LPWA経由でクラウドに接続、各個体における稼働状況をリアルタイムに把握できるようになった。また、ウェザーニューズ社との連携により、気象データを取得して自動で最適発電を行う機能を業界で初めて搭載した。日々の運転計画を作成して発電を行うほか、自然災害発生の際、「停電リスク予測API」により自動的に発電モードを切り替えて停電に備える。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】
パナソニック | 家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建住宅向け新製品を発売
ウェザーニュース | 家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建住宅向け新製品を発売
東京ガス | 家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建住宅向け新製品を発売