2021年1月26日付にて、伊藤忠商事 株式会社と株式会社 商船三井の合弁会社が発注し、韓国・大宇造船海洋 株式会社が新造したLNG船「LNG ROSENROT」が、1月25日、大宇造船海洋の玉浦造船所で竣工し、独・エネルギー大手 Uniper SE(本社:ドイツ・デュッセルドルフ)の100%出資子会社であるUniper Global Commodities SEとのLNG輸送プロジェクトに投入された旨、伊藤忠商事およびUniper社のウェブサイトに掲載された。

LNG ROSENROTは、UGC社とのLNG輸送契約に従事する2隻目のLNG船。全長約300m / 幅50mで、天然ガスと重油の両燃料の使用により効率的な稼働を実現するWinterthur Gas & Diesel Ltd.製のエンジンを搭載する。同船は商船三井が船舶を管理し、北米のシェールガス液化プラントから、欧州をはじめとする世界各地にLNGを輸送する。

Uniper社にとって、LNGは戦略的に重要な商材である。2020年の取引高は、対2019年比168%の225カーゴとなった。特にアジア・太平洋地域での取引が堅調であり、総量の2/3が同地域で取引されている。

詳しくは、下記ウェブサイトを参照のこと。

【 参照元 】
伊藤忠商事 | ドイツUniper社向け新造船「LNG ROSENROT」竣工について
Uniper | Uniper took delivery of new LNG ship in Asia
< 画像 > Copyright – Uniper LNG ship Schneeweisschen (Media Library)