2019年8月8日付にて、テラドローン 株式会社(東京都渋谷区)は、北米地域で石油・ガス関連設備の点検・測量を行うVentus Geospatial 社を買収し、新たに北米の現地法人としてTerra Drone Ventusを設立した旨、テラドローン社のウェブサイトに掲載した。

Ventus Geospatial 社は2011年、カナダのアルバータにて創業。2017年には、北米地域で初めて、UAV機による目視外飛行を成功させた。今後は、目視外飛行を取り入れた点検・測量サービスも提供していく予定。

Ventus Geospatial 社は、タンク・パイプライン・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)などの点検等、石油・ガス分野のソリューションを強みとしている。同社は、メタンの検出が可能なガス検知システムを開発し、2018年にその特許を取得。同システムを使うことで、漏出したガス量の把握、ガスプルームの位置、ガスの漏出箇所の特定が可能だ。

今回のテラドローン社による買収によって、Ventus Geospatial 社が培ってきた石油・ガス業界での点検ノウハウと現地のサービスネットワークに、テラドローングループが持つUAV最先端技術を組み合わせることで、より付加価値の高いサービスを提供できるものと考えられている。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】
テラドローン | テラドローン、米国・カナダに現地法人テラドローンVentusを設立 石油・ガス分野における大手UAV点検・測量サービス企業 Ventus Geospatialを買収
Terra Drone Ventus | Ventus Geospatial Merges with Terra Drone Japan!