2020年2月10日、ドーハで開催されたGECF(Gas Exporting Countries Forum)において、エネルギーとガスマーケットに関する2050年までの見通し(Outlook)が公表された旨、Gazprom Exportのウェブサイトにて取り上げられた。

同見通しによると、世界のエネルギーミックスにおける化石燃料の割合は、2050年までに現在の81%から71%程度に縮小するとされている。内訳は、石油が25%に、石炭は18%まで落ちるが、化石燃料中、唯一、天然ガスのみが伸びを示し、23%から27%に増加するとの見通しが立てられている。

GECFは、天然ガスの消費量は毎年1.3%程度ずつ成長し、2050年には5兆9700億立法メートルに達すると考えているようだ。同増加を牽引する要因として、環境の問題、石炭から天然ガスへの世界的なスイッチング、また、経済や人口の増加を挙げている。

詳しくは、下記を参照のこと。

【 参照元 】Gazprom Export | GECF Predicts Global Energy Gas Share at 27% by 2050