令和2年1月8日付にて、東京ガス 株式会社(東京都港区)は、同社が100%出資する子会社・東京ガスエンジニアリングソリューションズ 株式会社(以下、「TGES」)とともに、自社グループ内にて運用する太陽光発電・蓄電池・ガスコージェネレーションを自動で統合し、制御するバーチャルパワープラント(VPP: Virtual Power Plant)を実用化し、運用を開始した旨、同社ホームページに掲載した。

本件は、複数拠点間の電力需給関係に合わせて、高いレベルでエネルギーを統合・制御することができるようになったというもの。各設備を統合・制御するTGESの遠隔自動制御システム「Helionet Advance(ヘリオネット・アドバンス)」を活用することで、複数拠点の建物にかかる電力負荷や、太陽光発電の出力変動を高い精度で予測し、これら予測によって、システム内で運用・発電するコージェネレーションシステムからの送電量を最適化したり、太陽光発電による突発的な発電による「変動」部分を蓄電池で吸収する等が可能となる。このため、電力需給のバランスを維持し、システムを安定的に運用することができる。

詳しくは下記を参照のこと。