2020年2月14日付にて、第1回エネルギーレジリエンスの定量評価に向けた専門家委員会が開催された旨、経済産業省のウェブサイトに掲載された。

「レジリエンス(Resilience)」とは、

    1. the ability to become strong, happy, or successful again after a difficult situation or event
    2. the ability of a substance such as rubber to return to its original shape after it has been pressed or bent

とされている。(引用:Longman Dictionary)いずれも、復旧・弾性・状況の好転などの意味合いである。

自然災害などによる地域経済やインフラ等への被害に対する回復・復旧力、いかに日常生活を早く取り戻せるような環境を事前に整備できるか、3.11以降、特に問われているポイントであり、近年、特に頻繁に耳にするようになった単語のひとつである。

経済産業省の定義する「エネルギーレジリエンス」とは、平時には需要者を含む社会に対して所要のエネルギーを安定的に供給するとともに、有事には自然・人為的災害等によるエネルギー供給支障(エネルギーの供給の途絶)が、人命・資産や経済活動及び社会にもたらす影響を低減するための、災害等の発生前後における、ハード・ソフト面での安全性・堅牢性及び迅速な停止復旧能力である。(引用:経済産業省)としている。我が国のエネルギーレジリエンスを向上させるための手段として、どのような取り組みや評価構築が金融的な投融資につながっていく/繋がりうるのか、その定量評価に向けた検討が始まった。

詳しくは下記を参照のこと。

【 参照元 】
経済産業省 | 【2月14日】第1回エネルギーレジリエンスの定量評価に向けた専門家委員会を開催しました
経済産業省 | 【2月6日】第1回 エネルギーレジリエンスの定量評価に向けた専門家委員会