JOGMEC:新たなLNG需要 ―船舶燃料としてのLNG―
2019年7月18日、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)の調査部主催にて、2019年7月分の海外石油天然ガス動向ブリーフィングが実施され、「新たなLNG需要」と題した同部・白川 裕 氏による報告があった。
本件は、2020年から施行される、一般海域におけるSOx規制(船舶からの大気汚染物質の排出規制に関する規則(MARPOL 73/78条約附 属書Ⅵ))の大幅強化について、設備投資の面、また、追加規制のリスクの面からも、LNGを燃料とする船舶の長期的運用にはメリットがあるとし、その理由について触れた内容となっている。また、我が国でも参入企業が増えつつあるLNGバンカリングについてもふれている。
船舶のSOx規制強化については、LNG船化や同船新造をはじめ、LNG以外の燃料油を使用する規制対象船舶においては、新たにスクラバーを装備しなければならない。船舶による荷貨輸送費に、多少なりとも影響する状況は避け難いだろう。
詳しくは下記を参照のこと。
【 参照元 】JOGMEC | 新たなLNG需要 ―船舶燃料としてのLNG―