2020年1月16日付にて、米オハイオ州クリーブランドに本拠を置くThe Institute for Energy Economics and Financial Analysis (IEEFA)のウェブサイトに、米・大手資産運用会社 ブラックロック社(BlackRock Inc.)の取組に関する記事が掲載された。

2020年1月9日、ブラックロック社は、投資関連事業者で構成される気候変動に向けたイニシアティブ「Climate Action 100+」に正式に参画することになった。同社の参画により、「Climate Action 100+」に参画する370社を超える投資関連事業者の運用資産の合計額は、35兆米ドルから41兆米ドルへと膨らむことになった。

ブラックロック社は、石炭由来商品の売上比率が全体の25%以上の事業について、2020年の中ほどまでに同社のポートフォリオからは外していく旨の方針を示している。今後、温室効果ガス削減の方向性のもと、持続可能性と気候要因を意識したポートフォリオに作り替えていく。持続可能性の高い案件は、長期間にわたって多くのリターンを得ることにもつながるとの考えだ。

詳細は下記を参照のこと。

【 参照元 】
IEEFA | Jan. 16th – BlackRock takes first step towards aligning US$7 trillion fund with Paris Agreement
IEEFA | Jan. 13th – BlackRock joins $41trn climate-change investing pact
BlackRock | A Fundamental Reshaping of Finance
BlackRock | Sustainability as BlackRock’s New Standard for Investing
Climate Action 100+ | News and Events