【ピックアップ】東邦ガス:導管部門の分社化に向けた分割準備会社の設立
2021年2月26日付にて、東海3県を主エリアとする一般ガス事業者・東邦ガス 株式会社は、ガス事業法で求められている2022年4月までの法的分離について、分社化に向けた準備を行う準備会社「東邦ガスネットワーク 株式会社」を設立する旨、東邦ガスのウェブサイトに掲載した。
改正ガス事業法の施行日となる2022年4月1日以降、都市ガス大手3社(現状、東京ガス・大阪ガス・東邦ガスのみが規制対象として該当)による、一般ガス導管事業とガス小売事業又はガス製造事業の兼業は禁止される。同事業法は、ガスの小売り全面自由化を背景に、大手3社以外のガス小売りを行う導管利用事業者に対する差別的取扱いの禁止、情報の目的外利用の禁止といった導管部門の中立性を確保することを目的としている。
今発表は、上記施行日に向け、東邦ガスが導管事業会社を分社化するための準備組織を設立するとしたもの。設立は2021年4月1日の予定。資本金は500万円で、株式の100%を東邦ガスが保有する。
詳しくは下記を参照のこと。