2021年9月2日付のRTほか各紙にて、ロシア・ドイツ間を結ぶ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2/ Nord Stream 2」が年内にも稼働する見込みである旨、報じられた。

当該報道は、9月2日より露・ウラジオストクにて開催されている東方経済フォーラム/ Eastern Economic Forumにおいて、シュリギノフ/ Nikolai Shulginov 露・エネルギー大臣から発せられたもの。また、同日、ガスプロム/ Gazpromのアレクセイ・ミレル/ Alexei Miller氏も、the Day of Oil and Gas Industry Workersの電話会議で同様の発言を行った。

ノルド・ストリーム2は、本年7月末の時点でその99%が完成しており、総延長 約1200kmのうち、およそ15kmを残すのみとなっていた。年560億立米の天然ガスをロシアからドイツに輸送するパイプラインであるが、将来的に、グリーン水素の輸送に利用することも併せて想定されている。

詳細は以下を参照のこと。